Zaif(ザイフ)は仮想通貨の積み立てができる取引所
Zaif(ザイフ)は国内取引所の中では比較的取り扱いコイン数が多く、インターフェースも扱いやすい取引所です。
一方でスマートフォンアプリの使い勝手はかなり悪いので、スマホからでもWebブラウザで取引をすることをオススメします。
サーバーの強度と管理体制に問題があるので、トレード用よりは積み立て・出金用の取引所と言う位置づけが妥当なところかと。
Zaifのメリット
取り扱い仮想通貨の多さ
Zaifでしか買えないZAIFトークン(ZAIF)やコムサトークンなど、国内の取引所の中では非常に多くの通貨・トークンを取り扱っています。
かつてはペペキャッシュ(PEPE)を日本で唯一取り扱う業者でしたが、2020年4月30日に他の銘柄2つとともにペペキャッシュも取り扱いを廃止。
2023年4月に上場・高騰して話題になった海外のミームコインであるペペコインと紛らわしいですが、ペペキャッシュとペペコインは別物。
現在ペペキャッシュのプロジェクトはCMPにおいて追跡されていないので恐らくプロジェクト自体が廃止したものと思われます。
ミームコインのペペコインを買うならBybitが一番オススメです。
板取引で購入ができる
ユーザー同士の取引なので、Coincheck(コインチェック)やbitFlyer(ビットフライヤー)などの販売所形式の取引所よりも安く買えます。
仮想通貨の積み立てができる
好きな通貨を毎月決まった予算内で積み立てができるのがZaifの大きな特徴。
月ごとの予算を毎日分割してドルコスト平均法で買うので、暴騰や暴落に影響されにくいメリットがありますが、
いかんせん会社の信頼性が低いのであまり高額の資金を預け入れるのは推奨できません。
仮想通貨の積み立ては別途アフィリエイト報酬が支払われるので、アフィリエイト報酬狙いの多くのブログではゴリ押しされていますが、
価格が下落している時に手動で多めに購入した方がいいと思います。
日本円の出金手数料が安め
- 50万円未満の出金は350円
- 50万円以上は756円
50万円未満の出金に限っては国内の取引所では手数料が安い方。
とは言え、GMOコインなど出金手数料が無料の取引所もあるのでそこまで大きなメリットとは言えません。
日本円建てビットコインの取引手数料がマイナス0.05%←改悪されました
日本円建てでビットコイン(Bitcoin)の取引をするたびに手数料分のビットコインが逆にもらえていたのですが、2018年7月2日から改悪されて0%になりました。
それでも手数料はゼロですが、Zaif自体のメリットがあまりないことを考えるとこの長所が消えるのは結構致命的です。
Zaifのデメリット
サーバーが貧弱
特に高騰・暴落時などはサーバーが混雑し、注文が通りづらくなることも。
注文が通らなかった人の強制ロスカットの連鎖により、他の国内取引所より大幅にビットコインの値段が下がることもありました。
ZaifでFXなどの信用取引はやらない方が無難です。
サポートが遅く、対応も悪い
Zaifのサポートの返信速度にはあまり期待ができません。
中にはサポートから脅迫めいた文面を送られたケースも。
そんな事したら脅迫されます。コレ本当です。途中省略しますが、1枚目に対しての返事が2枚め(笑)当時本当に笑いが出ました🤣 pic.twitter.com/FG4wsTaMOa
— Very crispy (@sakusaku_xrp) June 19, 2018
そんな事したら脅迫されます。コレ本当です。途中省略しますが、1枚目に対しての返事が2枚め(笑)当時本当に笑いが出ました🤣 pic.twitter.com/FG4wsTaMOa
— Very crispy (@sakusaku_xrp) June 19, 2018
他の取引所より日本円建てでの値段が高め
特にネム(NEM)やイーサリアム(Ethereum)などは、他の国内取引所より日本円での値段が高めになる傾向があります。
逆に言えば他の取引所で買った仮想通貨を送金して日本円に換金する際には出金手数料の安さも相まって最適と言えます。
いわゆるアービトラージですね。
Zaifの登録方法
基本情報の登録
- 上記URLから登録開始
- メールアドレスを入力して『登録』をタップ
- 確認メールが届くのでURLをタップ
- 『利用規約』と『重要事項説明』をタップしてから2つのチェックボックスにチェック
- メールアドレスを入力
- パスワードを2回入力
各種個人情報とお取引目的を入力し、『本人確認手続きを開始』をタップ
本人確認書類のアップロード
あらかじめ運転免許証などをスマホのカメラで撮影しておきます。
- 先程の登録画面からアップロード画面に移動するので、免許証などの写真を『ファイルを選択』から選択
- 『ファイルをアップロード』をタップ
- 『本人確認の申請をする』をタップ
以上で登録は完了です。
二段階認証の設定
本人確認書類の承認待ちの間に二段階認証を設定しておきましょう。
二段階認証についての説明と二段階認証アプリの使い方は以下の記事を参考にしてください。
https://spfx.jp/app/2factor-auth/
- 右上のハンバーガーメニューから『アカウント』をタップ
- 画面の下の方にある『二段階認証』の『未設定』をタップ
- 『2段階認証の設定を開始』をタップ
- 表示されたコードを二段階認証アプリに設定
シークレットキーの追加の方法も以下の記事を参照してください。
https://spfx.jp/app/2factor-auth/
二段階認証の設定は大事な資産を守るために必須なので必ず設定してくださいね。
Zaif(ザイフ)のスマホでの入金/出金方法と手数料
入金
日本円の入金
- 右上のハンバーガーメニューから『入出金』をタップ
- 日本円が選択されているので『入金金額』を入力して『入金開始』をタップ
- 振込用口座と識別コードが表示されるので、必ず入金番号を振込人名義の後ろに入力して振り込みをする
Zaifの入金のかかる時間はbitbankなどに比べると遅いですが、一時間以内には入金できると思います。
仮想通貨の入金
- 右上のハンバーガーメニューから『入出金』をタップ
- 入金したい仮想通貨をタップ。ここでは例としてビットコインを使用
- 『入金』をタップ
- 預入用のアドレスが表示されるので、こちらに他の取引所やウォレットから入金
出金
日本円の出金
- 銀行口座の追加
- 右上のハンバーガーメニューから『入出金』をタップ
- 最初に選択されている日本円の下にある『出金』をタップ
- 『JPY出金先口座の登録/変更はこちら』をタップ
- 右側にある『新規追加』をタップ
- 銀行名・支店名・口座種別・口座番号・口座名義を入力
- 『2段階認証トークン』を入力して『新規登録』をタップ
- 追加した銀行をセレクトボックスをタップして選択
- 『出金金額』『2段階認証トークン』を入力して『出金申請』をタップで完了
日本円の出金手数料
- 50万円未満:350円
- 50万円以上:756円
50万円未満の場合は日本の取引所でも割安の部類になっています。
最後に日本円に交換する取引所としてはオススメです。
仮想通貨の出金
アドレスの追加
- 右上のハンバーガーメニューから『入出金』をタップ
- 出金したい仮想通貨の『出金』をタップ。ここでは例としてイーサリアム(ETH)を使用
- 右側にある『新規追加』をタップ
- 出金先アドレスの新規登録画面に移動するので、ラベル・出金アドレスを入力
- 2段階認証コードを入力
- 『新規登録』をタップ
- 登録したアドレスを選択し、出金金額と2段階認証トークンを設定することで出金が可能
違う仮想通貨のアドレスを入力すると、送信しようとした仮想通貨が消えてしまう危険性があるので、アドレスを間違えないように気をつけてください。
仮想通貨の出金手数料
ビットコイン(BTC)
最低0.0001BTC=ビットコインが100万円の時に100円。
ネム(XEM)
2XEM~=ネムが50円の時に100円。
モナコイン(MONA)
0.001=モナコインが500円の時に0.5円。
カウンターパーティートークン(XCP)
0.00420BTC=ビットコインが100万円の時に4200円。
ビットコインキャッシュ(BCH)(BCC)
0.001=ビットコインキャッシュが10万円の時に100円。
イーサリアム(ETH)
0.01~ETH=イーサリアムが8万円の時に800円。
モナコイン(MONA)
0.001=モナコインが500円の時に0.5円。
コムサトークン:ネム(CMS/XEM)
5XEM=ネムが50円の時に250円。
コムサトークン:イーサリアム(CMS/ETH)
0.01~ETH=イーサリアムが8万円の時に800円。
見ての通りモナコインの送金手数料が優秀。
送金先の取引所がモナコインに対応している場合はモナコインで送金するのが一番オススメです。
Zaifの仮想通貨出金手数料は全体的に高めとなっているので、やはり最後に日本円に変換する取引所としての利用が妥当でしょうか。