RSIとは
RSIは一言で言うと売られすぎ、買われすぎと言う状態を数値化したもので、オシレーター系と呼ばれる指標の一種です。
売り・買いを可視化したものは基本的にオシレーターと言う分類に入りますが、
RSIはその中でも最も知名度が高いオシレーターの代表格。
デフォルトの期間は多くの業者で14日に設定されています。
証券会社の独自アプリやMetaTraderが初期状態で表示していることが多いことからも、知名度の高さが分かりますね。
一般的に
- 70以上が買われすぎ
- 30以下が売られすぎ
の目安になっており、レンジ相場の逆張りに強い指標とされています。
一方で非常に強いトレンド発生時には上限/下限に張り付いたりヒドゥンダイバージェンスを起こしたりして役に立たないことも。
DeMarker(デマーカー)とは
計算式が異なるだけで、ほとんどRSIと同じものと思って問題ありません。
こちらは
- 0.7が買われすぎ
- 0.3が売られすぎ
と言われていますが、RSIよりも振り幅が大きいので個人的には0.8と0.1台を目安に見ています。
当然RSIよりも利用者は少ないでしょうが、RSIよりもDeMarkerの方がチャートの動きとの相関性が高いと感じる人も多いのではないでしょうか。
特にゴールド(XAUUSD)の15分足以上と相性がよい傾向にあります。
隠れた人気インジケーター、CCIに近い動きをすることも。
レンジ相場に強いオシレーター2種
一般的に言われるようにレンジ相場に強く、上の画像ではチャートの動きとほぼ一致しています。
ドル円(USDJPY)やユーロドル(EURUSD)、ユーロポンド(EURGBP)などはレンジになりやすいのでこれらのオシレーターと好相性と言えます。
トレンド相場では役に立たない
画像は2019年2月にドル円が108円台から111円台まで上昇した時のチャートです。
移動平均線の動きが示すように、非常に強い上昇トレンドが発生。
RSIやDeMarkerはダイバージェンス(逆行現象)を起こしてぜんぜん役に立っていません。
オシレーターも判断材料の一つとしては使えますが、やはり一番見るべきは移動平均線と言うことを忘れないでください。
MetaTrader(メタトレーダー)アプリへのRSI、DeMarker(デマーカー)の追加方法
- チャート画面上のfマークをタップ
- 『メインチャート』の上のfマークをタップ
- すでにインディケータウィンドウが追加されている場合は追加したいインディケータウィンドウをタップ
- 『DeMarker』もしくは『Relative Strength Index』をタップ
テクニカル考察記事一覧
基本・心構え
インジケーター・オシレーター別
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応用
- 288EMAと48EMAと5分足でトレンドを見極める鷲津理論
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