リポストがグレーアウトして消せないリポスト/ポストを削除できるTweetXer

目次
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X(旧Twitter)の消せないリポストを削除できるTweetXer

消せないリポスト

Xの古いポストにありがちですが、

画像のようにリポスト済みのときは緑色になるアイコンがグレーアウトして、リポストを取り消せなくなっていることがあります。

https://github.com/lucahammer/tweetXer

この手のリポストを削除したい場合はTweetXerと言うUserScriptが使えます。

正確にはリポストを含めた全てのポストが削除できるスクリプトで、以下の理由からかなりお手軽に動かせるのがメリット。

  • APIキーが不要
  • パソコン版なら開発者ツールだけで動く

ポストを消したいだけなのにAPIを動かせる環境を用意するのは面倒ですからね。

スマホからもTampermonkeyを使えば動かせますが、以下の理由からパソコンで作業する方がオススメです。

  • ファイルサイズの大きいXの全データをDLする必要がある
  • 特定のポストを削除したい場合はtweet-headers.jsを編集する必要がある

『X リポスト 取り消せない』とかで検索するととんでもない的外れの記事ばかりが引っかかるので記事にしました。

使い方

公式や動画の説明があるので簡単にまとめると

  • Xから全データをダウンロードする

『設定』→『アカウント』→『データのアーカイブをダウンロード』

  • ダウンロードしたZIPアーカイブを解凍する
  • TweetXerに『Select your tweet-headers.js from your Twitter Data Export to start the deletion of all your Tweets.』と表示されるのを待つ

  • アーカイブの中にあるtweet-headers.jsをTweetXerの『参照』から読み込ませる
  • 全ポストが削除される

削除済みリポスト

古いリポストを削除した図。

実際には全ポストを削除したいと言う人はあまりいないと思うので、tweet-headers.jsを編集することになると思います。

JSONファイルを編集するので、特定のポストやリポストを削除したい場合は結構面倒。

少数なら手動でやってもいいですが、数が多い場合はやはりPythonなどを使うことになるかと。

2025年7月現在、最新版TweetXerは動かない

Doesn't work, bar doesn't move and not tweets deleted · Issue #38 · lucahammer/tweetXer

上記Issueが上がっています。

過去のバージョンは動くので修正されるまではこちらを使いましょう。

https://raw.githubusercontent.com/lucahammer/tweetXer/de8d566190923e0d89d35a69a8fb32b5c2613829/tweetXer.js

削除したいポストのIDだけを書いたファイルからtweet-headers.jsを作るPythonスクリプト

ほぼパソコンなしには実行できないので興味のある人だけ読んでいただければ。

XのポストのURLは以下のような形式です。

https://x.com/[username]/status/[1945123456789]

この数字部分だけを書いたファイルを用意するとtweet-headers.jsを作成してくれるPythonスクリプトを用意しました。

  • 削除したいポストの末尾の数字だけを書いたファイルをdelete-ids.txtと言う名前で用意

例:

1945123456789

1946123456789

1947123456789

...

  • tweet-headers.jsと同階層に以下のPythonファイルとdelete-ids.txtを置く
  • python ./delete.pyを実行

上記操作だけでポストIDからtweet-headers.jsをfiltered-headers.jsと言う名前で書き出すので、それをTweetXerに読み込ませればOK。

import json
import re
from pathlib import Path


# ファイルから tweet_id を抽出(JSONと数字行の両方対応)
def load_ids_from_mixed_json(file_path):
    id_set = set()
    with open(file_path, encoding="utf-8") as f:
        for line in f:
            line = line.strip()
            # 行が {"tweet_id": "123456789"} のようなJSON含む場合
            match = re.search(r'"tweet_id"s*:s*"(d+)"', line)
            if match:
                id_set.add(match.group(1))
            # 行が数値だけの場合
            elif re.fullmatch(r"d{5,}", line):  # ある程度の桁数制限も可能
                id_set.add(line)
    return id_set


# JSファイルから中身だけ抽出
def extract_json_array(file_path):
    with open(file_path, encoding="utf-8") as f:
        js = f.read()
        match = re.search(r'=s*([s*{.*}s*]);?s*$', js, re.DOTALL)
        if not match:
            raise ValueError(f"Cannot parse JSON array from: {file_path}")
        return json.loads(match.group(1))


# データ読み込み
def load_tweet_headers(path):
    return {item["tweet"]["tweet_id"]: item["tweet"] for item in extract_json_array(path)}


# id_set に該当するtweetだけを抽出
def filter_headers(headers, id_set):
    return [{"tweet": tweet} for id_, tweet in headers.items() if id_ in id_set]


# 実行
def main():
    input_path = Path("delete-ids.txt")
    headers_path = Path("tweet-headers.js")
    output_path = Path("filtered-headers.js")

    id_set = load_ids_from_mixed_json(input_path)
    headers = load_tweet_headers(headers_path)
    filtered = filter_headers(headers, id_set)

    # 先頭に window.YTD.tweet_headers.part0 = を追加
    with open(output_path, "w", encoding="utf-8") as f:
        f.write("window.YTD.tweet_headers.part0 = ")
        json.dump(filtered, f, ensure_ascii=False, indent=2)

    print(f"{len(filtered)} 件の tweet を抽出しました。")


if __name__ == "__main__":
    main()

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