ドル円ショートで焼かれる逆張りを好む日本人|トレンドを意識した取引を

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根拠なくキリ番で売りを入れて踏み上げられる日本人

110円で焼かれるショーター

2019年2月1日金曜日から2月4日月曜日にかけ、ドル円(USDJPY)は108円台から109.5円まで一気に上昇しました。

画像は2月1日のチャートですが、青色が200、水色が100、オレンジが75、赤が21EMAです。

109.5円あたりに到達した時点で1時間足レベルで移動平均線が下から長期・中期・短期と並ぶパーフェクトオーダーと呼ばれる配置になっています。

こうなったらよほどの悪材料がない限りはロングをするのが順張りですが、109円台後半~110円にかけてショートを入れて焼かれる日本人トレーダーがX上で非常に目立ちました。

キリ番と言うだけで110円で売りを入れる人が特に多かったのですが、109.8円台では既に日足レベルでも抵抗がなくなっている状態です。

東京時間は同じ逆張り日本人同士の結託でなんとか上昇を抑えても、冬時間23時からのNY時間では順張りを好むNY勢によってショーターは盛大に焼かれました。

多くの人がショートが逆張りであると言う認識すら持っていなかったのが印象に残っています。

111円でも焼かれるショーター

2019年3月1日、GDPの好結果を受けて上昇するドル円です。

111円に到達した時点で1時間足のパーフェクトオーダーが発生しているのですが、前回高値である111.2円とのダブルトップとキリ番に期待したのか、やはりショートを入れる日本人トレーダーが目立ちました。

前回111.2円をつけた時とはEMAの力強さがまるで異なることが分かると思います。

1時間足以上のレベルのトレンドには逆らわない

自分が取ろうとしているポジションが順張りなのか逆張りなのかは常に意識しましょう。

1時間足レベルで移動平均線が横ばいになるなど、勢いが失われているならともかく、

右肩上がりや右肩下がりの移動平均線に逆らうようではFXでは勝てません。

押し目を待って順張りを心がけることがムダな損失を減らしてくれます。

ドル円(USDJPY)のスプレッド/レバレッジ/スワップ比較|オススメ海外FX業者

特にドル円は一度発生したトレンドは中々転換しない傾向が強いです。

2022年5月には130円を突破したドル円ですが、2022年6月時点でもなお、その後の下落は全て押し目になり再度上昇しています。

2022年10月には節目の150円台に到達しましたが、

いわゆる靴磨きの少年的なニュースが出回りここで一旦上昇一服となりました。

  • 外貨建て預金の急増、ひろゆき氏によるドルの買い煽りなど

その後は127円台への下落を最後に再度上昇トレンド入り。

ドル円は有名トレーダーの方が取引していることも多く、

複数人のトレーダーの目線にはやはり安易に逆らわない方が無難でしょう。

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