目次
- シャルル・ド・ゴール空港・直行便の航空会社の選択肢
- エールフランスのエコノミー3プランの違い
- エールフランスの微妙なところ
- 座席指定オプションが高い
- エールフランスは予約サイトのUIがカス
- クレカ決済の手数料が1,500円、PayPalの交換レートは割高
- CAの態度があまり良くない
- エコノミークラスの座席がちょっと狭い
- シャルル・ド・ゴール空港の出発ゲートが遠い
- エールフランスの良いところ
- プレミアムエコノミーが安め
- 個人的には多少の金額の差ならANAかJAL
- 追記: 実際にANAを使ってみた感想
- ANAのトイレにはウォシュレットがある
- エコノミークラスでも座席にゆとりがある
- CAに日本人がいるし丁寧
- おまけ・パリのホテルは意外に安い
シャルル・ド・ゴール空港・直行便の航空会社の選択肢
個人でフランスへ行く必要があったので、航空会社を吟味した結果今回はANAを選びました。
2024年秋の場合、往復の飛行機代(燃油サーチャージ、空港税諸々含む)そのものは大雑把に以下のような感じ。
土日の国際線はバカ高いので平日発着、全て直行便・最安プラン・座席指定なしでの比較です。
- エールフランス: 19万円
- ANA: 23万円
- JAL: 28万円
一見するとエールフランスが飛び抜けて安いですが、
表示しているのはエールフランスの最安プラン『エコノミーLight』の値段なのでANA・JALと違って荷物の預け入れがありません。
23kgまでの荷物を預け入れ可能な『エコノミーStandard』にしても片道7,000円程度しか変わらないので、預け入れが必要な方はこちらを選びましょう。
管理人は荷物が少ないので特に必要性を感じませんでした
なおエールフランスの荷物オプションは最低11,560円から。
ちょっと期待していましたが、「エコノミーLightと組み合わせてエコノミーStandardより安くする」みたいな裏技は使えません。
クレカ比較・固定費削減大好き勢なのですぐそう言うのを探そうとする
エールフランスのエコノミー3プランの違い
2024年9月時点での羽田→シャルル・ド・ゴール空港のエールフランスのエコノミー料金は以下。
- エコノミーLight: 76,645
荷物の預け入れなし
- エコノミーStandard: 83,145
23kgまでの荷物の預け入れ可能
- エコノミーStandard Plus 91,205
23kgまでの荷物の預け入れ可能、前方の席を無料で指定できる
予約時点で前方の席が確保されますが、後から任意の席番号に変更できます。
普通に前方の席を指定すると8,400円かかるところ、
StandardとStandard Plusの差額が8,060円なのでStandard Plusの方が微妙に得ですね。
エールフランスの微妙なところ
座席指定オプションが高い
- 前方の席が8,400円
- 非常口座席が12,274円
2024年現在
ANAの有料座席指定はエコノミーValueの場合
- 通常の座席指定が2,500円
- 非常口座席が5,000円
なので、特に非常口座席はかなりお得感があります。
さらにANAは最安のエコノミーValueに5,000円プラスするだけで
- 払い戻し可能
- 座席指定が非常口座席含めて全席無料
と言うエコノミーStandardプランに変更できるので座席指定は実質タダと言えなくもない。
エールフランスは非常口座席を選ぶ場合、
- 「避難時に安全に関する指示を英語またはフランス語で理解し実行いただける場合は」
の注意書きアリ。
ANAとかJALなら「日本語が話せればOK」なんですが。
まぁ避難時なんてほぼ起こり得ない事態ですが、
「お前そこに座るからには英語かフランス語のヒアリングできるんだよな?」
と言う目で見られそうで買う勇気が出ない。
どうでもいいですが、FXをやってると非常口座席の文字の中からまず『口座』が目に入るので『ひじょうこうざせき』と脳内で読んでしまう。
エールフランスは予約サイトのUIがカス
- タップで遷移できる場所が分かりづらい
- なんか重い
- 選択した便のどの座席が空いているのかどうか個人情報を入力後、座席オプション選択画面にならないと確認できない
- 予約確定前でもWebサイトに予約状態が保存される
Webサイトに予約が保存された状態で片方のフライトだけ予約し直そうとすると、
自分自身が以前に予約した席が解除されていなくてその席が取れない、と言うことが起こります。
この自動保存された予約状態はどうあっても自力で解除できない。
クレカ決済の手数料が1,500円、PayPalの交換レートは割高
エールフランスはクレジットカード決済の手数料が1,500円かかります。
だいたいの場合は決済金額が15万円を超えるので還元率1%のクレカならペイできますが何とも損した気分。
PayPalなら手数料がかからないと書いてありますが、PayPalを選ぶと今度は日本円での決済ができずに外貨オンリーです。
仕方なく通貨にUSDを選ぶと日本円で203,160円だったところが1,460ドルとのこと。
サンデードル円でおなじみのxe.comで1,460ドルのレートを調査してみると21万超え。
クレカで払った方が安いじゃねぇか!
まぁPayPalの通貨間の交換レートがぼったくりなのが悪いんですけど、これうっかり決済しちゃったら結構ムカつく金額ですよ。
PayPalの欄に無料とか書いてあったら釣られる人がいそう。
CAの態度があまり良くない
以前フランスに行った時はツアーだったので航空会社はツアー会社の意向によりエールフランス固定でした。
管理人は通路側の席だったのですが、別に席からはみ出してるわけでもなのにとにかくCAがぶつかってくるのが気になりました。
CAはほとんど外国人でしたが、
これが外国人の大雑把さによるものなのか、日本人がナメられてるのか、利用客全体をナメているのか。
理由は分かりませんがもう少し気を遣って歩けよと言いたくなるくらいの頻度でぶつかってくる。
エコノミークラスの座席がちょっと狭い
JALとANAはシートピッチが86cm/34インチほど。
エールフランスは公式による情報が見当たりませんでしたが、79cm~81cmと言う記事をいくつか見かけたので多分そうでしょう。
シャルル・ド・ゴール空港の出発ゲートが遠い
エールフランスのシャルル・ド・ゴール空港の出発ゲート、つまり日本行き便の搭乗口はやたら入口から遠く、
空港内のモノレールを使う必要があります。
前回エールフランスを使った時はツアーだったのでガイドに着いていくだけでしたが、
個人で行くとなると移動手段が増えるのはちょっと不安。
その点ANAは出発ゲートが一番近い航空会社なので安心です。
エールフランスの良いところ
プレミアムエコノミーが安め
日程にもよりますが、シャルル・ド・ゴールからの復路だとエコノミーLightとプレミアムエコノミーで5万円くらいしか価格差がないことがあります。
エールフランスで往復チケットを取る場合、片道だけプレミアムエコノミーを選ぶのは大いにアリだと思いました。
なおどこの航空会社も片道だけだと料金がバカみたいに値上がりするので、
国際線は基本的には往復セットで考えましょう。
個人的には多少の金額の差ならANAかJAL
今回はエールフランスとANAとの価格差が少なかったこともありANAを選びました。
さすがに8~10万くらい差が開くならエールフランス利用も考えますが。
追記: 実際にANAを使ってみた感想
エールフランスと比較するならANA一択ですね。
フライト後の疲労感がぜんぜん違いました。
ANAのトイレにはウォシュレットがある
最強すぎるメリット。
ANAでも飛行機の型番によっては付いていないらしいですが、
少なくともシャルル・ド・ゴール空港と羽田の直通便では行き帰りともウォシュレットが付いていました。
海外に行くとホテルにすらほぼ付いていないものが空の上にある、素晴らしい!
エコノミークラスでも座席にゆとりがある
エコノミークラスでも十分に足を伸ばせるので、むしろ非常口座席のメリットがあまりないくらいでした。
- 非常口座席は離陸時に全部の荷物を仕舞う必要がある
- 前の席がないのでちょっとしたゴミやケーブルを一時避難できない
こちらは非常口座席。
ANAに限ってはそこまでのメリットは感じず。
CAに日本人がいるし丁寧
通路側座席でやたらぶつかるのはエールフランスのCA特有だったようで、
ANAのCAは全くそんなことはありませんでした。
エールフランスのCAにも日本語が話せる人や日本人がゼロではないものの、
やはり国産サービスであるANAは日本人の数が多くて安心です。
おまけ・パリのホテルは意外に安い
星3クラスのホテルなら2泊+朝食つきで3万円~4万円程度がボリュームゾーンなので、日本のビジホとそこまで変わらないですね。
基本的に海外のホテルはウォシュレットが付いていないのが残念ですが…。
予約サイトは無難にbooking.comを選びました。
本当かどうか分からないですが、booking.comはヨドバシカメラよろしく「当サイトより安いサイトがあったらお知らせください」と豪語していることですし。
最強クラスのクレジットカード、P-one Wizだとbooking.comをポケットモール経由で使えるので獲得ポイントをさらに増やせます。