目次
- Exness(エクスネス)とは
- Exness(エクスネス)のFPA(ForexPeaceArmy)での評判・評価
- Exness(エクスネス)のメリット
- 最大レバレッジ2,000倍~無制限
- 4万8,000円で40lot取引も可能
- Exnessは両建て取引に一切の制限なし
- 日本語完全対応
- 強制ロスカット率が0%
- 急激に値段が変動した場合、ゼロカットに猶予がある
- ポジション保有中でも口座残高の移動が可能
- 狭いスプレッド
- 一定量取引でスワップフリーになる
- 優れたBTCFX(ビットコインFX)環境
- 豊富な仮想通貨ペア
- bitwallet対応
- USDTやBTCで日本円口座に入金が可能
- 国内銀行口座へ無料で出金できる
- ドル口座から為替手数料ゼロで日本円に交換・出金できる
- 国内キャッシュバック業者の多くが対応
- ゴールド(XAUUSD)、BTC、株価指数のスワップがゼロ
- スマートフォンアプリでの一括決済が可能
- Exness(エクスネス)のデメリット
- 株価指数のスプレッドが広め
- 経済指標の発表前後と閉場3時間前にはレバレッジが制限される
- 値動きの激しい時にはスプレッドが広がることが多い
- SL(ストップロス)の置ける位置がやや遠い商品がある
- HPの表示が重い時がある
- 入金・資金移動の速度が遅い
- 日本語サポートの品質は悪い
- 入金ボーナスが一切ない
- 口座タイプが多くて分かりづらい
- bitwalletからの入金にメールアドレスの制限アリ
- 取引量により銀行出金や出金そのものが制限されることがある
- 低スプレッド口座の最低入金額は1,000ドル
- Exness(エクスネス)のMT4/MT5機能比較
- Exness(エクスネス)の登録方法
- 本人確認書類アップロード
- 入金手段
- レバレッジの変更方法
- MetaTrader関連記事
- Exness(エクスネス)関連記事
Exness(エクスネス)とは
2008年から運営を開始した、歴史としては中堅クラスのFX業者です。
2,000倍~条件付き無制限と言う高レバレッジ、さらに低めのスプレッドが大きな特徴。
一時期は日本人の利用を制限していましたが、2020年4月からふたたび日本人でも登録できるようになりました。
ホームページの日本語対応はほぼ完璧で、セイシェルやキプロスの金融ライセンスも取得済み。
スプレッドも結構定期的に改善されていたりとかなりオススメできる業者ですが、
最近はbitwalletからの入金や出金の制限が厳しくなったのでそこが微妙に感じます。
Exness(エクスネス)のFPA(ForexPeaceArmy)での評判・評価
https://www.forexpeacearmy.com/forex-reviews/5828/exness-forex-brokers
世界最大のFX業者評価サイトFPAでの評価は2022年3月時点で3.169。
レバレッジ1,000倍以上の業者は酷評されがちなことを考えるとなかなか評判のいい業者と言えますね。
Exness(エクスネス)のメリット
最大レバレッジ2,000倍~無制限
以下の条件をクリアすることでレバレッジ無制限での取引ができます。
- 合計5lot以上の取引
- 10回以上の取引
- 口座残高が1,000ドル未満
ただし以下のどちらかの時間帯ではレバレッジが200倍に制限されることに注意。
指標ギャンブルをする場合は指標発表の15分前までにポジションを取るか、両建てをしておくなどの対策が考えられます。
- 経済指標(Exness公式はニュースリリースと表現)の発表時間の15分前から5分後まで
- 土曜日の閉場まで3時間以内
せっかくのハイレバレッジですが、持ち越しギャンブルに使えないのは残念ですね。
為替FXに関してはFBSが3,000倍のレバレッジに対応しているので2,000倍~無制限と言う数字にそこまでのインパクトはありませんが、
Exnessはゴールド(XAUUSD)もレバレッジ2,000倍~無制限で取引できるのが大きな特徴。
FBSは以下の2段階でレバレッジが低下します。
- 口座残高が200ドルを超えるとレバレッジが2,000倍に制限
- さらに口座残高が2,000ドルを超えるとレバレッジが1,000倍に低下
口座残高3,000ドルまでレバレッジ2,000倍で取引できるExnessの方が実質的には高レバレッジと言えるかもしれません。
4万8,000円で40lot取引も可能
5万円40lotでも4万8,000円40lotでもゼロカットされるpipsは同じなので、
超ハイレバ取引では4万8,000円40lotの方が効率がいいそうです。
横からすみません。40ロットだと0.1pips(1point)ごとに損益が4000円動くので5万tp4万8000円は同じ結果になりますね
— あずあず (@AZAZFX19) June 6, 2023
実際にこのlotで取引をしたら寿命が縮まりそうなのでご参考までに。
4,800円4lotならまだ冷静に見ていられるかな…?
Exnessは両建て取引に一切の制限なし
最大レバレッジの高さよりも、自由な両建て取引こそがExnessの最大のメリットと言ってもいいでしょう。
同じ口座での両建て取引はもちろん、複数口座で反対のポジションを持つことも特に制限がありません。
Exnessはドル円(USDJPY)やEURUSD(ユーロドル)などのドルストレートの通貨ペアのスプレッドは1pips未満なので、
- 15ドルずつ入金
- それぞれ1lotずつのポジションでロング・ショートをそれぞれ両建て
のようなフルレバ両建てポジションを持つこともできます。
さらに通常口座はキャッシュバックサイト経由でスプレッドの最大38%がキャッシュバックされるので、証拠金が完全になくなることもありません。
日本語完全対応
日本人が登録できなかった時期があるとは思えないほどサイトの日本語翻訳は分かりやすく、登録方法もかなりシンプル。
他の海外FX業者を使ったことがある人ならすぐに登録できるでしょう。
強制ロスカット率が0%
ハイレバレッジ業者でも強制ロスカット率は20%くらいのところが多いですが、
Exnessは資金がゼロになるまでポジションを保有できます。
もちろんゼロカットシステムも完備しているので、急な値動きで残高がマイナスになっても追証にはなりません。
急激に値段が変動した場合、ゼロカットに猶予がある
2022年からゼロカットに関して以下の改良がされました。
- スプレッドの変動が大きい場合には平均レートでゼロカットを行う
この変更により、証拠金有効額がマイナスの状態でも数秒程度は持ちこたえられるようになりました。
とは言え、正直このゼロカット猶予の状況から生還する確率はかなり低いです。
もし画像のポジションが生き残ってさえいればその後ユーロドル(EURUSD)は1,400pips以上下落したのですが…。
ポジション保有中でも口座残高の移動が可能
最近またDMやリプで聞かれることが多いので固定にしておきます。
気になる人はこちらからどうぞ。
(リライトして加筆しておきました😽)証拠金1円トレードについてのはなし https://t.co/1pUM8BgMKO
— ぶるすな (@BlueSnyaiper) August 19, 2022
トレーダーのぶるすな氏のnoteに詳しく掲載されていますが、
Exnessでは含み益が載った時に口座残高を移動することでリスクを抑えた取引ができます。
超ハイレバレッジと合わせて少額スタートにExnessが向いている理由のひとつ。
狭いスプレッド
無料のスタンダード口座でのドルストレートペアのスプレッドは平均1.0~2.0pips程度で、FBSと同じく最大レバレッジの割にはかなり優秀です。
クロス円も概ね1.5~2.0pips前後で、為替ペアのスプレッドに不満を感じることはありません。
一定量取引でスワップフリーになる
👸Exnessはスワップフリーを全ての方に提供することになりました!お取引量が増えるとスワップフリー対象となります。ご自身のPAメインメージでご確認できますので、ぜひご活用下さいませ😍
こちらは私のページを参考にしています。 pic.twitter.com/Nf4tJBZVGQ— Lady Sarah- Sr.Sales @C (@LadySarahTrader) July 3, 2021
元々Exnessのマイナススワップはかなり低め、さらに最初からゴールドやBTCはスワップフリーですが、
ある程度取引をするとメジャー通貨ペアのスワップもゼロにできます。
優れたBTCFX(ビットコインFX)環境
仮想通貨FXのリリース当初はレバ♡レッジが100倍でしたが、以下のように段階的に引き上げられています。
- 2021年4月26日から仮想通貨FXのレバレッジが100倍から200倍
- 2022年1月27日にBTCUSDとETHUSDのレバレッジのみ400倍に
為替FXがメインの業者としては最高レベルのBTCFX環境と言って間違いありません。
無料口座のBTCUSDのスプレッドは50ドル~と広めでしたが、2022年1月31日から改善され、無料口座では40ドル程度のスプレッドで取引できるようになりました。
あまり変わらないように見えますが、BTCの価格も上がっているので割合で言うとかなりの改善
レバレッジ最大1,000倍のFXGTに比べると最大レバレッジではやや見劣りしますが、正直BTCのレバレッジは400倍もあれば十分すぎるほど。
最大のメリットは仮想通貨FXもロング・ショート両方でスワップが発生しないスワップフリーと言う点。
他の多くの業者では通常BTCFXではかなりのマイナススワップが発生しますが、Exnessではそのような心配は必要ありません。
ビットコインFX(BTCFX)対応オススメ取引所とメリット/デメリット
豊富な仮想通貨ペア
元々ある程度有名なアルトコインはほぼサポートしていましたが、2021年10月21日からさらに豊富なアルトコインをサポート。
仮想通貨FXを好むトレーダーにとっても見逃せない業者になってきました。
★MT5の取引口座でのみ取引可能な追加予定の仮想通貨
AAVEUSD (旧名称ETHLEND) - Aave
LINKUSD - Chainlink
IOSTUSD - IOST
DOGEUSD - Dogecoin
COMPUSD - Compound
THETAUSD - Theta
CAKEUSD - PancakeSwap
MATICUSD - Polygon
HTUSD - Huobi Token
MANAUSD - Decentraland— Exness Japan (@ExnessJ) October 21, 2021
★MT5の取引口座でのみ取引可能な追加予定の仮想通貨
HBARUSD - Hedera Hashgraph
1INCHUSD - 1inch★MT4/MT5どちらでも取引可能な追加予定の仮想通貨
DOTUSD - Polkadot
XTZUSD - Tezos
ADAUSD - Cardano
BNBUSD - Binance Coin
ENJUSD - Enjin Coin
FILUSD - FileCoin— Exness Japan (@ExnessJ) October 21, 2021
MT5でのみ取引可能
- AAVEUSD(Aave)
- LINKUSD(Chainlink)
- IOSTUSD(IOST)
- DOGEUSD(Dogecoin)
- COMPUSD(Compound)
- THETAUSD(Theta)
- CAKEUSD(PancakeSwap)
- MATICUSD(Polygon)
- HTUSD(Huobi Token)
- MANAUSD(Decentraland)
- HBARUSD(Hedera Hashgraph
- 1INCHUSD(1inch)
MT4/MT5どちらでも取引可能
- DOTUSD(Polkadot)
- XTZUSD(Tezos)
- ADAUSD(Cardano)
- BNBUSD(Binance Coin)
- ENJUSD(Enjin Coin)
- FILUSD(FileCoin)
アルトコインのスプレッドはBTCに比べると広めですが、2022年1月31日にBTCのスプレッドが削減されるのに合わせてLINKUSDとUNIUSDのスプレッドが狭くなりました。
bitwallet対応
超ハイレバレッジ業者としては珍しくbitwalletに対応しています。
Exnessへのクレジットカード入金はたいていのカードが拒否されますが、bittwallet経由ならほぼ全てのクレジットカードで入金が可能。
ただしクレジットカード入金の手数料が発生するので、
- bitwalletに銀行振込→Exnessに入金
がオススメです。
スタンダード口座は1ドルの入金から取引ができるので、少額チャレンジにも向いています。
USDTやBTCで日本円口座に入金が可能
仮想通貨ウォレットを使ってUSDT(テザー)やBTCで入金できるのもExnessの大きなメリット。
USDTはERCよりTRCの方が手数料が安いので、TRCを使っておきましょう
- 海外の仮想通貨取引所やBTCFX業者からUSDT(テザー)を日本円口座に入金して日本円に交換
- その後bitwalletや銀行口座に出金ができる
Exnessの口座があれば仮想通貨・外貨・日本円の両替が手数料なしでできるので、
仮にFX取引を行わなくてもExnessの口座が一つあるととにかく便利です。
国内銀行口座へ無料で出金できる
bitwalletの出金手数料が高いと感じる人も、一旦Exnessの口座に移せば無料で銀行口座に出金できます。
最低出金額も210ドルと低めで、入出金方法と手数料に関しても優れた業者です。
ドル口座から為替手数料ゼロで日本円に交換・出金できる
Exnessはもちろん日本円建ての口座を作れますが、
米ドル建ての口座からも直接日本円で出金できるのも大きな特徴。
為替の換金手数料がかからないので、他国の通貨から日本円に交換したい場合、bitwalletで両替するよりもExnessの外貨口座から直接bitwalletに出金した方が安上がりです。
と言うのもbitwalletは為替の換金手数料が米ドル→円で2円(200pips)ほど発生するので、
bitwalletに米ドルなどの外貨を入金する人はそのためだけにExnessを開設する価値があります。
国内キャッシュバック業者の多くが対応
サービス開始当初はPREMIUM TRADINGなど海外のキャッシュバックサイトしか対応していませんでしたが、現在はTariTaliやFXRoyalCashBackなど多くのキャッシュバックサイトが対応しています。
オススメの使い分け方法は以下。
- 最初は10lot取引で1万円もらえるキャンペーンを実施しているFXRoyalCashBackを使う
- その後は無料口座がメインならキャッシュバック率が高いTariTali
- 海外に住んでいる方ならPREMIUM TRADING
ちなみに、個人でExnessの独自キャッシュバックをしているブログなどが見受けられますが、
条件は10lotで5,000円分のAmazonギフト券プレゼントやExnessに入金で3,000円プレゼントなど正直ショボいです。
キャッシュバックサイト経由なら1lotあたり最大でスプレッドの38%のキャッシュバックが受け取れるので、
大抵の通貨ペアでは10lot取引すればAmazonギフト券よりもキャッシュバック額の方が大きくなることが分かるでしょう。
一般人に個人情報を開示するリスクがあるのに金額が見合っていないので、
怪しい独自キャッシュバックを受け取るよりTariTaliやPREMIUM TRADINGを使った方がいいですね。
Exnessは現在、マイページから任意でキャッシュバックサイトを切り替えられる珍しい海外FX業者になっています。
切り替え方法は以下のページに記載しました。
ゴールド(XAUUSD)、BTC、株価指数のスワップがゼロ
Exnessが力を入れているゴールド(XAUUSD)、そしてBTCに加え、2021年5月11日からNYダウなど全ての株価指数とレバレッジ個別株がスワップフリーになりました。
ゴールド(XAUUSD)のスプレッド/レバレッジ/スワップ比較
スタンダード口座の株価指数のスプレッドはイマイチですが、株価指数は長期で買い、と言うのが基本なので嬉しい変更点。
XMなどスワップのない先物を取引できる業者を使うのも手ですが、先物にはスワップがない代わりに期限があります。
さらに前述のように『一定量の取引で為替FXのスワップもフリーになる』上、
そもそもExnessはスワップが低いので持ち越しをあまり気にする必要がありません。
ハイレバ業者の割には為替FXや株価指数の早朝のスプレッド拡大も比較的マシな部類で、よほどのハイレバでない限り早朝のスプレッドを気にしなくてもOK。
よほどのハイレバだとスプレッド拡大でゼロカットされたりします
スマートフォンアプリでの一括決済が可能
Exnessのアプリはよくある口座の入出金機能だけでなく、ポジションの一括決済機能が付いています。
- 『口座』タブ→(i)の情報アイコンをタップ→『すべての注文を決済』をタップ
さらにMT4/MT5と違って複数口座をタップで簡単に切り替えることが可能。
Exnessは両建てOKなので、少額を分散入金→それぞれハイレバで逆ポジションを持つなどの少額チャレンジに非常に便利です。
Exnessのアプリのチャート表示機能自体はかなり貧弱なので、チャートチェックにはTradingViewやMT4/MT5を使いつつ、大量のポジションを決済したい時にアプリを使うのがオススメ。
Exness(エクスネス)のデメリット
株価指数のスプレッドが広め
以前は株価指数のレバレッジが平均的な100倍なのに対して、スプレッドはXMの2倍以上と全く見どころがありませんでした。
- 2021年8月30日から香港ハンセン指数を含む全ての株価指数のレバレッジが200倍に変更
- 2022年1月27日からダウ、ナスダック、S&Pの米株価指数のレバレッジが400倍に変更
以上のようにレバレッジに関しては改善されましたが、やはりスプレッドの広さは厳しいところ。
さらに金曜日の株価指数の閉場が他の業者よりも早く、夏時間は午前5時に閉場してしまうことに注意が必要。
設定ミスのためか、SL/TPも64pipsほど離れたところにしか設定できません。
株価指数の中でもNYダウは取引手数料のかかる口座タイプでも手数料を含めると6~8.5pips程度のスプレッドになるので、
ダウの取引をしたい場合はExnessを使うことは諦めてください…。
経済指標の発表前後と閉場3時間前にはレバレッジが制限される
前述の通り、経済指標の発表前後にはレバレッジが200倍に制限されます。
Exnessプレミア会員の場合は期間限定で指標前でもレバレッジが400倍に緩和される場合もあり
具体的には経済指標発表15分前と発表後の5分間がレバレッジ制限の対象ですが、
イギリスやカナダのあまり重要でない指標も対象なので
- 夏時間16時~冬時間17時台、夏時間21時~冬時間22時台
の取引には注意が必要。
さらに市場が閉まるまで3時間を切るとやはりレバレッジが200倍に制限されるので、持ち越しギャンブルには向いていません。
値動きの激しい時にはスプレッドが広がることが多い
普段のスプレッドは優秀ですが、ポンドやゴールドなどが短時間で大きく動いたあとはスプレッドが4pips~8pips程度に広がっていることが目立ちます。
もちろんこのスプレッドで新規ポジションを取るのはちょっと不利なので、成り行きでポジションを
持つ時はスプレッドを確認しておきたいところ。
Exnessのスタンダード口座のキャッシュバックはスプレッドに対して発生するので、スプレッドが開いている時はその分キャッシュバック額も上がりますが当然スプレッドによる損失の方が大きいです。
SL(ストップロス)の置ける位置がやや遠い商品がある
ゴールド(XAUUSD)などは14pipsほど離れたところにしかストップロスを置けないため、ハイレバレッジ取引において重要な建値ストップを中々入れられないと言う欠点があります。
同じハイレバレッジ業者でもFBSはすぐに建値ストップを置けるので、この点では見劣りします。
HPの表示が重い時がある
bitwalletやクレジットカードで入金しようとした時になかなか入金処理が終わらずにチャンスを逃してしまうことも。
入金・資金移動の速度が遅い
Webページの表示が遅いだけでなく、入金の承認自体も時間がかかることが多々。
- bitwalletからの入金に20分以上かかることがある
- 口座間の資金移動も数分程度待たされることが多い
クレジットカード入金だけは高速ですが、そもそもExnessへの決済が通らないカードが多いのが難点。
Exnessへの入金は余裕をもって行っておいた方が良いでしょう。
特に他の業者ならすぐ終わる口座間移動にやたら時間がかかるのはナゾ。
日本語サポートの品質は悪い
返答が遅く、内容も「ああ、ExnessのサポートはWebやシステムに関しての知識が全くないんだな」と分かってしまうようなレベルのもの。
例外的にサポートの品質が良いTitanFXを除き、海外FX業者のサポートはどこも低レベル。
Exnessのサポートにも期待はしない方がいいでしょう。
入金ボーナスが一切ない
Exnessの数少ない目立った弱点の一つ。
レバレッジ無制限をフルに生かした取引をするとあっと言う間にゼロカットされることも。
FXGTなどが入金ボーナスを行っている時はそちらで取引することをオススメします。
口座タイプが多くて分かりづらい
最低入金額が少ないスタンダード口座はまあいいとして、
最低入金額が1,000ドルの口座タイプが3つもあり最初は混乱します。
Exnessで口座を開設する時に一覧で表示されはするもののちょっと数が多い。
- プロ口座→取引手数料が無料、そこそこのスプレッド
- ロースプレッド→取引手数料が片道3.5ドル
- ゼロ口座→多くの通貨ペアがスプレッドゼロ、手数料はメジャー通貨ペアで片道3.5ドル~5ドル程度
レバレッジとスワップフリーに関してはどの口座も同じ。
ロースプレッド口座とゼロ口座は手数料を含めるとスプレッドがスタンダード口座とあまり変わらないことがあるのが残念。
取引手数料は確定申告時に経費にできるので、ものすごく巨額のトレードで利益を上げる人なら手数料がかかる口座を使うのもアリですが、その分確定申告も面倒ですよね。
そのレベルの人なら税理士を雇うくらいは朝飯前かもしれませんが…。
Exnessのプロ口座・ロースプレッド口座・ゼロ口座はどれがいいのか?
上記記事にまとめていしもが、株価指数や原油以外の取引であればプロ口座がオススメです。
ものすごく利益を上げる人は手数料が経費にできるロースプレッド口座とゼロ口座のどちらかがオススメ。
どちらかと言うと取引手数料が一律で3.5ドルのロースプレッド口座の方が確定申告はしやすいと思いますが、
どちらにせよトータルの取引手数料を経費として申請する必要があるので好みで。
bitwalletからの入金にメールアドレスの制限アリ
Exnessの最悪なところ。
マネーロンダリング対策なのかも知れませんが、
Exnessに登録したメールアドレスとbitwalletが同じメールアドレスでないとbitwalletからの入金ができません。
それならExnessのメールアドレスを変更させろよ、と思ってもそれもできない。
Exnessを複数アカウント運用することで対策している人もいるようですが、何だかなー。
取引量により銀行出金や出金そのものが制限されることがある
入金金額に対して取引量が少ないと銀行出金ができないことがあります。
USDTなら出金できるのですが、日本の仮想通貨取引所はUSDTの取り扱いがないので円転換が結構面倒なことに。
Bybitに送金してからリップル(XRP)やソラナ(SOL)など送金の速い通貨に変換するのが比較的オススメですかね。
銀行出金させてくれよ…。
低スプレッド口座の最低入金額は1,000ドル
プロ口座、ロースプレッド口座、ゼロ口座は最低入金額が1,000ドル必要です。
とは言っても1000ドル入金してしまえば有効化され、それ以外の金額は出金してもいいので100ドル未満からの取引もOK。
ドル建て口座同士なら口座間で1度1000ドルの口座間送金をすればプロ、ロースプレッド、ゼロのどれでも有効にできます。
なお日本円口座同士だと、内部の為替レートの違いで1000ドル分の日本円を入金後すぐ他の口座に移動しても入金を受け付けてくれないことがありました。
なぜか為替レートの変動しない土日にNGが出ました。
Exness(エクスネス)のMT4/MT5機能比較
実質スプレッドの検証により、Exnessは無料口座はスタンダード口座、有料口座はゼロ口座がオススメですが、MT4とMT5でも微妙な違いがあります。
口座タイプ | MT4 | MT5 |
サーバー | やや遅い | 快適 |
日経平均 | 取引不可 | スタンダード口座のみ取引可 |
レバレッジ | スタンダード口座で無制限 | 2,000倍 |
日経平均はMT5スタンダード口座でのみ取引可能、レバレッジ無制限口座はMT4スタンダード口座でのみ取引可能。
サーバーのレスポンスはMT5の方が優秀なので、ゴールド(XAUUSD)など値動きの早い商品の取引をする場合はMT5の方が約定のしやすさで有利かもしれません。
Exness(エクスネス)の登録方法
PREMIUM TRADINGを使う場合は『ブローカー選択』をタップしてExnessを選択。
PREMIUM TRADINGのキャッシュバック額は直接Exnessの口座に出金できると言うメリットがあります。
キャッシュバックサイトを使うデメリットはないので、基本的にPREMIUM TRADINGかTaritaliでキャッシュバックを利用することをオススメします。
- 『はい、口座開設へ進みます。』をタップ
MT4とMT5の両方に対応していますが、レバレッジ無制限に対応しているのはMT4のみです。
前述の通りレバレッジ無制限の適用には条件がありすが、無制限のレバレッジを試したい場合はMT4を選びましょう。
日経平均の取引はMT5の口座でしか取引できないことに注意が必要。
『サインインまたはサインアップ』をタップ
- 居住国のセレクトボックスから『Japan(日本)』を選択
- メールアドレスを入力
- パスワードを入力
パスワードはアルファベットの大文字小文字両方と数字が必要です。
- 『私は、納税義務のある米国市民または米国居住者ではないことを確証および誓約します。』をタップしてチェック
- 『続行』をタップ
- ここまででアカウント登録は完了なので、続けて『入金する』をタップ
- 『実際に取引する』をタップ
- 電話番号認証画面に移動するので、先頭の0を抜いた電話番号を入力
- SMSで確認コードが届くのでコードを入力
- 『続行』をタップ
- 名前、生年月日、住所を入力
住所は地番まで入力しなくても通りました。
『プロフィールの確認』をタップ
本人確認書類アップロード
- 職業、雇用状況、年収、貯蓄などを入力
- アップロードする書類を選択
- 表面と裏面をアップロードしたら『次へ』をタップ
- 注意が表示されるので『確認して続行』をタップ
本人確認書類の審査に入りますが、数分で終わります。
- 続いて『居住確認書類のアップロード』をタップ
- 水道料金やガス料金など現住所を確認できるものをアップロード
こちらも確認は数分で終わります。
居住確認書類のアップロードが終わると入金が可能に。
入金手段
クレジットカード入金を始めbitwallet(ビットウォレット)、Stickpay(スティックペイ)、WebMoney(ウェブマネー)、ビットコイン(BTC)などに対応。
日本で発行したクレジットカードはほぼ弾かれてしまいますが、JCBのデビットカードは入金が通りました。
一旦bitwalletやStickpayにクレジットカードで入金してから資金移動をするのが確実ですが、それなりの手数料が取られるのでまずは銀行のデビットカードを試してみましょう。
手数料を考えるとBTCでの入金も悪くありません。
PREMIUM TRADINGのキャッシュバック額をExnessの口座に直接入金することもできるので、その意味でもPREMIUM TRADING経由で口座を開設しておくことはオススメです。
口座に入金が完了次第MetaTraderで取引できますが、アカウント登録時に開設した取引口座のパスワードはアカウントのパスワードと同じものに設定されます。
セキュリティが気になる場合はマイページから口座のパスワードを変更しておいた方がいいでしょう。
レバレッジの変更方法
マイページにログイン後、口座をタップすることでレバレッジの変更が可能。
レバレッジを無制限にするには以下の条件を達成する必要があります。
- 合計5lot以上の取引
- 10回以上の取引
- 口座残高が1,000ドル未満
レバレッジ無制限口座では一見すると非常に高い維持率で取引ができますが、残高がなくなるとゼロカットは普通に発生します。
ゴールドはスプレッドが広いのでこの口座を使っても数pipsの逆行でゼロカットになる場合も。
ドル円(USDJPY)やユーロドル(EURUSD)などなるべくスプレッドの狭い通貨ペアを使いましょう。
MetaTrader関連記事
- MT5(MetaTrader5/メタトレーダー5)アプリの注文、決済・一括決済の使い方
- MT4(MetaTrader4/メタトレーダー4)アプリの注文、決済の使い方
- MetaTrader(メタトレーダー)アプリで移動平均線、MACD、RSI、CCIを追加
- MetaTrader(メタトレーダー)アプリでトレンドラインやフィボナッチなどのオブジェクトを追加する方法
- スマホアプリ版MT4とMT5の違いまとめ
- Androidアプリ版MetaTraderのチャート設定などをバックアップ/復元する方法
- MetaTrader Web Traderのスマホでの使い方
Exness(エクスネス)関連記事
- Exness(エクスネス)のスプレッド/レバレッジ/スマホで登録する方法
- Exness(エクスネス)のキャッシュバックサイト/実質スプレッド比較
- Exness(エクスネス)のプロ口座・ロースプレッド口座・ゼロ口座の比較