ANAマイルを貯める際のエポスゴールドカードとANAワイドゴールドカードの損益分岐点

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エポスゴールドカードとANAワイドゴールドカードでANAマイルを貯める場合の損益分岐点を調査

年々ANAのフライトを使う機会が増えているのでANAカードの発行を考えているのですが、

ANAの航空券を購入する際に

以下のクレジットカードのどちらをメインに使った方がいいのか迷っているので損益分岐点を出すにしました。

  1. 選べるポイントアップショップにANAを選ぶと還元率が1.5%になるエポスゴールドカード(年間利用額100万円で1万円プレゼント=1%増加)
  2. 常に航空機のフライト予約で2%分のマイルがもらえるANAワイドゴールドカード

大前提として、

ANAは以下のような超強力な入会キャンペーンを行っていたりするので初年度は絶対にANAカードの方が得です。

2024年10月のキャンペーンは上記キャンペーンに比べてかなりショボくなっているので、入会時期の見極めも大事

この記事では2年目以降にANAカードを継続して使っていくかどうかの目安だけを考えるものとします。

ANAのJCBワイドゴールドカードより還元率も年会費も高いアメックスゴールドやプラチナカードもありますが、

一番現実的な損益分岐点のカードとしてワイドゴールドカードをチョイス。

ANAプラチナカードとゴールドカードの損益分岐点

  • 参考サイト

ANAVISAプラチナプレミアムSFCからANAVISAゴールドSFCにカード変更!損益分岐点はどこ? | 旅ラブ

ゴールドとプラチナの現実的な損益分岐点は年間決済金額1,400万円とのこと。

決済金額どころか年収1,400万円に到達することすらあるかどうか…。

エポスゴールドカードとANA ワイドゴールドカードの損益分岐点(フライト代)

と言いつつP-one Wizも比較に加えました。

あまり内容に自信がありませんが、以下の条件で比較しています。

  • ANAマイルはフライトに使う場合最低2.5円程度の価値があるので1マイル=2.5%として計算
  • 年会費発生時にもらえるマイルも2.5円換算=2,000ポイント=5,000円
  • ワイドゴールドカードはフライト予約のANAマイル還元率が2%=2.5をかけて5%として計算
  • エポスゴールドカードは選べるポイントアップショップにANAを登録して1.5%のポイントを受け取る
  • エポスゴールドカードは50万円利用時に2,500円、100万円利用時に1万円ボーナスが発生
  • ワイドゴールドカードはフライトマイルの獲得が25%増えるので実際にはもう少し損益分岐点が低くなる
  • エポスゴールドカードは年間50万円利用時に2,500円、100万円利用時に1万円ボーナスが発生
  • P-one Wizは半年で25万円利用時に300Pt、50万円利用時に600Pt、100万円利用時に1,000Pt、150万円利用時に1,500Ptのポケットポイントが発生

ポケットポイントはキャッシュバックに交換した時の3倍として換算

フライト使用金額 エポスゴールドカード P-one Wiz ANA JCBワイドゴールドカード
年会費/新規・継続マイル 0 0 15,400円/2,000ポイント
利用額 発生ポイント 発生ポイント 発生ポイント/更新ボーナス込み
20000 300 260 1000/6000
50000 750 650 2500/7500
100000 1500 1300 5000/10000
150000 2250 1950 7500/12500
200000 3000 2600 10000/15000
250000 3750 4150 12500/17500
300000 4500 4800 15000/20000
350000 5250 5450 17500/22500
400000 6000 6100 20000/25000
450000 6750 6750 22500/27500
500000 10000 8300 25000/30000
550000 10750 8950 27500/32500
600000 11500 9600 30000/35000
650000 12250 10250 32500/37500
700000 13000 10900 35000/40000
750000 13750 11550 37500/42500
800000 14500 12200 40000/45000
850000 15250 12850 42500/47500
900000 16000 13500 45000/50000
950000 16750 14150 47500/52500
1000000 25000 16000 50000/55000

選べるポイントアップショップはさすがに強く、100万円まではほとんどのタイミングでP-one Wizよりエポスゴールドカードの方が還元率が高い。

一方でエポスゴールドカードとJCBワイドゴールドカードの年会費15,400円の差額ですが、

飛行機フライトだけで確実に年会費をペイできるであろうラインが年間フライト利用額35万円ほど。

エコノミークラスでヨーロッパ圏に1回行くプラスアルファでペイできるって感じですね。

ワイドゴールドカードのフライトマイルボーナスを加味するともう少し下の金額になりそうですが、

シャルル・ド・ゴール空港へのエコノミークラスの往復(約24万円)でもらえたマイルが5,000ポイント弱。

フランスへ海外旅行する際の航空会社の選択肢を比較|ANA、JAL、エールフランス

  • 5,000マイルに1マイルの価値2.5をかけて12,500円
  • ワイドゴールドカードの特典でフライトマイルが25%アップ→6,250マイル=15,625円

損益分岐点を考える場合にマイルボーナスの影響はそこまで大きくなさそうです。

もちろん年会費をペイした後もフライトを続ければどんどん差が開いていくので、

年2回以上海外旅行に行く人などはワイドゴールドカードを使い続けるのがいいでしょう。

一方でそこまで航空機を使わない人は入会キャンペーンを受け取ったらワイドゴールドカードを解約するのも一つの手ですね。

国内旅行だけでワイドゴールドカードの年会費をペイするのは結構困難

ANAはANA SUPER VALUE SALE タイムセール時の国内フライトが9,000円前後からとかなりお得なので、

国内フライトだけだと年間利用額30万円達成は結構厳しいと思います。

タイムセールのタイミング以外でも事前予約なしの国内フライトを突発で予約しまくれば片道平均3~4万円くらいとして最短4~5回往復くらいでペイできそうですが、

さすがに超オトクなタイムセールや早割の存在を無視するのは本末転倒ですね。

ANA Payを使った場合の損益分岐点

ワイドゴールドカードを発行して飛行機に乗る前提の記事なので、

ANA Payもワイドゴールドカードでチャージして使うものとして損益分岐点を計算しました。

ANAマイルはフライトに使う場合最低2.5円程度の価値があるので一律2.5で計算しています。

  • エポスゴールドカードは基本還元率0.5%+ANAマイル0.5%付与に2.5をかけて1.125%をプラス、1.625%として算出
  • P-one Wizは還元率1.3%+ANAマイル0.5%付与に2.5をかけて1.125%をプラス、2.425%として算出
  • ワイドゴールドカードの新規登録/継続時の2,000マイルを5,000円相当として算出
  • ワイドゴールドカードはANA Payを使うと1.1%+0.5%の合計ANAマイル1.6%還元なので1.6に2.5をかけて4%として算出
  • エポスゴールドカードは年間50万円利用時に2,500円、100万円利用時に1万円ボーナスが発生
  • P-one Wizは半年で25万円利用時に300Pt、50万円利用時に600Pt、100万円利用時に1,000Pt、150万円利用時に1,500Ptのポケットポイントが発生

ポケットポイントはキャッシュバックに交換した時の3倍として換算

ちなみにエポスゴールドカードの選べるポイントアップショップでANAを選んでもANA Payのチャージはボーナス対象外です。

ANA Pay決済金額 エポスゴールドカード P-one Wiz ANA JCBワイドゴールドカード
年会費 0 0 15,400
利用額 発生ポイント 発生ポイント 発生ポイント/更新ポイント込み
20000 350 510 800/5800
50000 875 1275 2000/7000
100000 1750 2550 4000/9000
150000 2625 3825 6000/11000
200000 3500 5100 8000/13000
250000 4375 7275 10000/15000
300000 5250 8550 12000/17000
350000 6125 9825 14000/19000
400000 7000 11100 16000/21000
450000 7875 12375 18000/23000
500000 11250 14550 20000/25000
550000 12125 15825 22000/27000
600000 13000 17100 24000/29000
650000 13875 18375 26000/31000
700000 14750 19650 28000/33000
750000 15625 20925 30000/35000
800000 16500 22200 32000/37000
850000 17375 23475 34000/39000
900000 18250 24750 36000/41000
950000 19125 26025 38000/43000
1000000 32500 28500 40000/45000
1050000 33125 29775 42000/47000
1100000 33750 31050 44000/49000
1150000 34375 32325 46000/51000
1200000 35000 33600 48000/53000
1250000 35625 34875 50000/55000
1300000 36250 36150 52000/57000
1350000 36875 37425 54000/59000
1400000 37500 38700 56000/61000
1450000 38125 39975 58000/63000
1500000 38750 42750 60000/65000

更新時の2,000ポイント=5,000円分をプラスした場合

  • P-one Wizとの年会費の差は利用額95万円で逆転
  • エポスゴールドカードとの年会費の差は利用額50万円で逆転
  • エポスゴールドカードの年間100万円利用ボーナス発生時は追い抜かれるが、110万円ちょっとで再度逆転(更新ボーナス込み)

ANA Payを使う場合は意外と早い段階で年会費をカバーできました。

正直、あの強力なP-one Wiz+ANA Payを利用額95万円で逆転できるとは思わなかったです。

普段の買い物やモバイルSuicaへのチャージにANA Payを使っていれば1年間で到達できる範囲ですね。

ANAカードとは無関係ですが、年間利用額100万円以上125万円まではP-one Wizよりもエポスゴールドカードの還元率が少し上回るのもイメージ通り。

ANA Payを使わずに直接決済する場合

ANA Payを使わない通常利用時のワイドゴールドカードはANAマイルの還元率が1%=実質2.5%相当。

ANA Pay+ワイドゴールドカードの1.1%より微妙に還元率が下がりますが、

当然ながら他のクレジットカードではANA Payを通さないとANAマイルが一切貯まらないので、

シンプルに還元率だけで言えばANAマイル1%=2.5%相当は高還元率です。

ANA Payの使えない固定費・月額料金などでは安心して使えるレベル。

無料のクレジットカードとは年会費の差があるので、以下のようなレアケースでは年会費の差分で負けてしまいますが。

  • エポスゴールドカードを選べるポイントアップショップだけで100万円使った場合=2.5%
  • P-one Wizを半年で100万円以上使ってさらに抽選で1/5を引いた場合=還元率2.2%

基本的にP-one Wizの還元率はポイント・ランクアップエントリー半年で150万円の1.6%で頭打ち。

150万円以上使い続けると還元率がキャッシュバック+ポケットポイントの合計の1.3%に近づいていきますが、P-one カードはブランド別で発行できるので

  • P-one WizのJCBで150万円達成したので次はVisaを重点的に使う

とすることでカバーできます。

そこまでするとワイドゴールドカードの年会費の差分を普段の決済でカバーするのはかなりハードルが高そう。

JCB+Visa+MASTERの3ブランドフル活用=150万×3=450万円がP-one Wizの還元率の限界なので、

半年で600万円とか決済する生活水準の人ならワイドゴールドカード一本で良さそうですが、

そこまで行くならプラチナカードへの移行も視野に入りますね。

プラチナとゴールドの損益分岐点が年間利用額1,400万円とのことなので。

フライトをしない買い物・固定費利用だけならワイドゴールドカードよりANA一般カード+マイル2倍も選択肢

  • ANA一般カードの年会費は2,200円
  • ANA JCB一般カードは10マイルコースが5,500円=合計7,700円
  • ANA Visa一般カードは2倍コースが6,600円)合計8,800円

ANAの一般カードはそれぞれ年会費をプラスすることでマイル還元率を0.5%から1%にできます。

  • ワイドゴールドカード+ANA Pay=1.6%
  • 一般カード(マイル2倍)+通常利用=1%

年会費がワイドゴールドカードの半分くらいに対して、普段利用の還元率はANA Payを使って0.5%差。

なお一般カードからANA Payにチャージした場合の還元率はマイルの2倍が適用されず0.6%なので、

ANA Payを使うよりも素のカードで決済した方がいいと言う罠があるそう。

参照サイト:

ANA一般カードのおすすめはフローチャートで簡単チェック!2倍コースの損益分岐点も解説 - オトクレカ

なので飛行機に乗らず、ANA Payの利用額が少ない場合は一般カードの方が優秀です。

以下の表で損益分岐点を確認してみました。

例によって1ANAマイルの価値を2.5円として算出。

  • ワイドゴールドカード+ANA Pay=1.6%*2.5=4
  • JCB一般カード+10マイル+クレカ通常利用=1%*2.5=2.5

年会費の差が7,900円なのでANA Payを年間およそ35万円以上利用する場合は一般カードよりもワイドゴールドカードの方が優秀。

正直想像していたよりも逆転するのが早くて驚きました。

ワイドゴールドカードは強い。

ANA Pay/通常利用決済金額 ANA JCBワイドゴールドカード ANA JCB一般カード+10マイル
年会費 15,400 7,500
利用額 発生ポイント/更新ポイント込み
20000 800/5800 500/3000
50000 2000/7000 1250/3750
100000 4000/9000 2500/5000
150000 6000/11000 3750/6250
200000 8000/13000 5000/7500
250000 10000/15000 6250/8750
300000 12000/17000 7500/10000
350000 14000/19000 8750/11250
400000 16000/21000 10000/12500
450000 18000/23000 11250/13750
500000 20000/25000 12500/15000
550000 22000/27000 13750/16250
600000 24000/29000 15000/17500
650000 26000/31000 16250/18750
700000 28000/33000 17500/20000
750000 30000/35000 18750/21250
800000 32000/37000 20000/22500
850000 34000/39000 21250/23750
900000 36000/41000 22500/25000
950000 38000/43000 23750/26250
1000000 40000/45000 25000/27500
1050000 42000/47000 26250/28750

JCB STAR MEMBERSのボーナスポイントで貰えるマイルは雀の涙

JCBスターメンバーズ|クレジットカードなら、JCBカード

年間100万円使うだけで1.5倍?300万円で2倍?最強じゃん!と一瞬思いましたが、

スターメンバーズのボーナスポイントはマイルへの交換レートが通常獲得ポイントの1/3以下。

ANA マイル移行サービス | クレジットカードのお申し込みなら、JCBカード

還元率で言うと0.075%増えるだけなのでかなりどうでもいい数字。

さらにボーナスポイントのマイル最低交換ポイントは500ポイント。

入会キャンペーンの調子がいい時はマイルが大量にもらえたりするのに、継続時の合計利用額キャンペーンはあまりにもショボい…。

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