目次
- bitFlyer(ビットフライヤー)のLightning FXとは
- bitFlyer(ビットフライヤー)のLightning FXの注意点
- 現物とは異なる独自のコインや仕組みで運用されている
- サーバーが重く、大きな値動きがあった時に注文発注まで時間がかかる
- 毎日朝4時頃からメンテナンスを行っている
- 取引板の値動きによってボタンの位置がズレる
- Lightning FXに証拠金を追加する
- Lightning FXの取引方法
- 指値注文
- 成行注文
- ロング(買)とは
- ショート(売)とは
- 特殊注文
- シンプル
- STOPとSTOP-LIMITの違い
- IFD注文
- bitFlyer(ビットフライヤー)FXを軽くする設定
- アプリのようにホーム画面に設置して立ち上げる
- SFDと両建てを利用した堅実な戦術
- bitFlyer(ビットフライヤー)解説記事一覧
- 仮想通貨取引所比較記事
bitFlyer(ビットフライヤー)のLightning FXとは
bitFlyerが提供するFX環境で、国内取引所では最も取引量が多いとされています。
取引量が多いだけでなく、板取引のためスプレッドがほとんどないのも特徴。
bitFlyer(ビットフライヤー)のLightning FXの注意点
以上の点には注意しておきましょう。
現物とは異なる独自のコインや仕組みで運用されている
bitFlyerFXではFX専用のビットコインを擬似的に取引しています。
当然現物の価格と大きく異なる数字になることがあり、
対策としてSFDと言う仕組みを導入しています。
SFDはbitFlyerFXのBTCの価格が現物よりある程度以上高くなるとショートポジションを優遇する、付け焼き刃感の強い仕組み
かつてのbitFlyer代表、加納裕三氏の名前から『加納コイン』などと呼ばれることも。
サーバーが重く、大きな値動きがあった時に注文発注まで時間がかかる
徐々に改善されていますが、注文量が増えるような変動があった場合、利確や損切りに時間がかかります。
特に損切り設定は予めIFD注文や『特殊注文』→『シンプル』から行っておいた方がいいでしょう。
ただし、ストップ位置がかなりズレてしまうと言う報告もあるので過信は禁物。
サーバーの重さが気になる人で海外FX業者に抵抗がない人には、
サーバーが軽くてBTCFXの最大レバレッジが400倍、スワップなし、スプレッドもそこそこ狭いExnessをオススメしておきます。
毎日朝4時頃からメンテナンスを行っている
その間は注文の取り消しなどができなくなるので注意が必要です。
取引板の値動きによってボタンの位置がズレる
取引板の表示が広がったり狭まったりするインターフェースのため、押そうと思うった時にボタンをタップできないことも。
Lightning FXに証拠金を追加する
bitFlyerのFightning FXではFX用の証拠金と現物取引用の資金は完全に分けて管理されます。
まずは通常の口座から証拠金用に日本円またはビットコインを移動しましょう。
ここでは日本円で解説します。
- 左上のメニューから『入出金』をタップ
- 『Lightning FX/Futures 証拠金』をタップ
Futuresは先物取引のことですが、基本的にLightning FXと操作は変わりません。
- 『日本円(JPY)』を選択(ビットコインの場合はビットコインを選択)
- 証拠金に移す金額を入力
- 『証拠金口座』へ預入れるをタップ
Lightning FXの取引方法
bitFlyerではロング(買)とショート(売)が同じ画面から行えます。
決済したい時は反対側の注文を出すだけなので、ロングの場合は現物の操作とほぼ変わりません。
ショートの場合も売から入って決済時に買注文を出すだけなので、
GMOコインのFX取引などに比べると直感的に使いやすくなっています。
建玉まるごと決済する必要はないので、例えば0.1BTCの買い注文を0.05BTCずつ決済していくことも可能。
決済と損切りが柔軟に行えるのはbitFlyerの大きなメリットですが、
ボタンの連打によって多重注文となり、利確するべきポジションで不利な建玉を持ってしまうこともあるので注意が必要。
指値注文
- 初期状態では指値になっているので、『数量』『価格』を入力して『買い』または『売り』をタップ
- 最初の設定では『本当に注文しますか?』と確認画面が表示されるので『[Y]買い』または『[Y]売り』をタップ
成行注文
- 『成行』タブをタップ後、『数量』『価格』を入力して『買い』または『売り』をタップ
- 最初の設定では『本当に注文しますか?』と確認画面が表示されるので『[Y]買い』または『[Y]売り』をタップ
ロング(買)とは
『買』から入り、買った時点の値段から上がった時に売ることで差額をもらえる取引方法です。
逆に値段が下がった場合は購入時より安い値段で売ることになるので、差額が損失に。
仕組みとしては現物と同じですね。
ショート(売)とは
『売』から入り、売った時点の値段から下がった時に買い戻すことで差額が利益になる取引方法です。
逆に値段が上がった場合は購入時より高い値段で買い戻すことになるので、差額は損失に。
FXを少し覚えた人が焼かれやすいのはショートなので、特にビットコインのような上昇トレンドが長く続きやすい商品では逆張りを狙うのもほどほどに。
特殊注文
『OCO』『IFD』『IFDOCO』と言うFX取引ではよく使われる三種類に加えて、『シンプル』と言う特殊注文があります。
- 発注時に利確もしくは損切りポイントを決めるIFD注文
- 発注後に利確や損切りポイントを決める『シンプル』
以上の2種類が少ないタップ数で発注ができるので使い勝手がいい取引方法。
IFDOCOは発注時に利確と損切りの両方のポイントを決める注文方法で、しばらく相場を見られない時などの使用方法が考えられますが、やや発注に時間がかかります。
初心者のうちは必ずIFDまたはシンプルの『STOP』で損切りラインを設定しておきましょう。
ビットコインの価格が3,000~4,000円逆に行ったあたりにSTOPを置いておくと、読みが外れた時の損失を抑えられます。
シンプル
- 発注後、建玉がある状態で『特殊』タブをタップして『シンプル』を表示
ストップ設定をする場合
- 買い(ロング)から入った場合、『STOP』をタップ後、『売り』をタップして『数量』と買い値より安い『トリガー値』を設定
- 売り(ショート)から入った場合、『STOP』をタップ後、『買い』をタップして『数量』と売り値より高い『トリガー値』を設定
利確設定をする場合
- 買い(ロング)から入った場合、『指値』または『成行』をタップ後、『売り』をタップして『数量』と買い値より高い『トリガー値』を設定
- 売り(ショート)から入った場合、『指値』または『成行』をタップ後、『買い』をタップして『数量』と売り値より安い『トリガー値』を設定
STOPとSTOP-LIMITの違い
- STOP→トリガー値に達した時に成行きで注文をする決済方法
- STOP-LIMIT→指値で注文を出しておく決済方法
STOP-LIMITは変動が激しい時になかなか約定しなかったりするので、一般的にはSTOPが多く用いられますが、板が薄い時には価格が滑りやすいことに注意が必要。
IFD注文
発注と『シンプル』を一度に注文する方法です。
上の例では762,000円で0.1BTCの買い(ロング)注文、760,000円で『STOP』による0.1BTCの『売り』を設定し、ストップ(損切り)を設定しました。
bitFlyer(ビットフライヤー)FXを軽くする設定
bitFlyerFXでは左上のメニュー→オプションから様々な設定を変更できます。
負荷を軽減するためのオススメの設定は以下。
- 『チャット設定』→チャット情報を表示するのチェックを外す
- 『サウンド』→板情報の変化音を鳴らすのチェックを外す
- 『サウンド』→取引音を鳴らすのチェックを外す
- 『パフォーマンス』→『低負荷モード』にチェック
- 『Lightning ビューレイアウト』→『チャートなし』にチェック
スマホの画面では注文時にはチャートが表示されませんが、
bitFlyerのレイアウトはパソコンとスマホで共通のいわゆるレスポンシブなので、スマホでも常にチャート表示処理が行われていると思われます。
従って、『チャートなし』にチェックを入れておいた方がいいでしょう。
チャートの確認には見やすく機能が豊富なビットレ君を使いながら、bitFlyerFXで注文を出すトレーダーの方も多いようです。
アプリのようにホーム画面に設置して立ち上げる
スマホ版のGoogle Chromeを使ってホーム画面にショートカットアイコンを設置できます。
- 右上の3つの点をタップ
- 『ホーム画面に追加』をタップ
- 名前を入力して『追加』をタップ
SFDと両建てを利用した堅実な戦術
強い人が皆やってるbF両建て
知らない人もいると思うのであえて説明すると、bitFlyerFX:売り
bitFlyer現物(他の取引所でも可):買いで、価格乖離4%まで両建て続ければ、乖離縮小+SFDで資産が2%以上増える。リスクは小さめ。
2%はBTC12万円幅なので、侮れない。早ければ1日で回収可能。 pic.twitter.com/UadNFQR4rH
— あずまっち (@azuma_bitcoin) March 23, 2021
強い人が皆やってるbF両建て
知らない人もいると思うのであえて説明すると、bitFlyerFX:売り
bitFlyer現物(他の取引所でも可):買いで、価格乖離4%まで両建て続ければ、乖離縮小+SFDで資産が2%以上増える。リスクは小さめ。
2%はBTC12万円幅なので、侮れない。早ければ1日で回収可能。 pic.twitter.com/UadNFQR4rH
— あずまっち (@azuma_bitcoin) March 23, 2021
『クソシステム』『加納コイン』(旧bitFlyer代表の名前より)などと悪名高いSFD及びFXBTCですが、資産運用として使う方もいます。
bitFlyerのレバレッジは現在2倍とかなり低くスプレッドもほぼないため、比較的ローリスクな手法になっています。
bitFlyer(ビットフライヤー)解説記事一覧
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- bitFlyer(ビットフライヤー)Lightning FXのスマホでの取引方法